「私は、もともと汗をかきにくいんです」セッションを始めた頃、そう話していたお客様がいらっしゃいました。運動をしても汗をかきにくく、身体が冷えているように感じることもあったそうです。Kyoumo Pilatesへ通い始めて半年ほど経った頃、お客様から、「最近、セッション中にじんわり汗をかくようになりました」と教えていただきました。運動中の身体の反応に気づく汗のかき方には個人差があり、気温、湿度、運動量、服装、体調などによっても変わります。汗を多くかくことが、運動の効果や身体の良し悪しを表すわけではありません。こちらのお客様にとって印象的だったのは、汗の量そのものより、以前とは違う身体の反応に気づいたことでした。セッション後には、「身体がすっきりして、軽く感じます」と話すことも増えていきました。呼吸と動きを一緒に観察するピラティスでは、呼吸を止めずに身体を動かすことを大切にします。Kyoumo Pilatesのセッションでは、決められた呼吸を無理に繰り返すのではなく、息を吸ったときに肋骨のどこが動くのか。息を吐きながら身体を支えられるか。動きが難しくなったときに、呼吸を止めていないか。といったことを確認します。こちらのお客様も、初めは動きに集中すると呼吸が浅くなることがありました。回数を重ねるなかで、少しずつ呼吸と動きを同時に感じやすくなり、「以前より呼吸が深くなった気がします」と話してくださいました。気分や仕事中の感覚にも気づいた身体の変化について話しているとき、お客様から、「以前より落ち込みにくくなった気がします」「仕事中も集中しやすくなりました」という言葉もありました。これは、お客様ご本人が日常生活の中で感じたことです。気分や集中力には、仕事の状況、睡眠、生活環境、人間関係など、さまざまな要素が関わります。そのため、こうした変化がピラティスだけによって起きたものとは判断できません。また、ピラティスが精神的な不調を治療するという意味でもありません。ただ、身体を動かす時間を定期的に持ち、自分の呼吸や感覚に注意を向けることが、お客様にとって心地よい時間になっていたことは伝わってきました。変化を決めつけず、本人の感覚を聞く同じセッションを受けても、感じることは一人ひとり異なります。汗をかきやすくなる方もいれば、汗の量に変化を感じない方もいます。身体が軽く感じる日もあれば、疲れを感じる日もあります。Kyoumo Pilatesでは、特定の変化を正解にするのではなく、「今日はどのように感じましたか」と、その方自身の感覚を伺います。身体の反応を良い・悪いで評価せず、現在の状態を知ることから、その日に合った動き方を一緒に探していきます。気分の落ち込みなどが長く続いている場合や、日常生活に大きな影響がある場合は、運動だけで対処しようとせず、医療機関などの専門家へご相談ください。初めての方は、初回体験の内容と当日の流れをご覧ください。Kyoumo Pilatesに通われているお客様が感じた、その他の身体や日常生活の変化もご紹介しています。